okadamktの日記

That's what we call a tactical retreat.

ドーハ経由

アムステルダムからロンドン・ヒースロー空港への飛行機が強風でキャンセル。確かにアムステルダムも風が強くて、発着が遅れていた便もあったが、ロンドンからのブリティッシュ・エアウェイは連続でキャンセルされていた。イギリス上空の大型の低気圧のせいで、ロンドンからの便が来られなくなったのかもしれない。

いずれにせよ、ヒースロー経由で羽田に帰ることができなくなった。結局、ドーハ経由で成田に飛ぶことに。トランスファーとはいえ、初中東ということになる。しかし、高校時代、世界史も世界地理も興味がなく、恥ずかしいが、そもそもドーハがどこにあって国がどこなのかがわからない。ドーハの悲劇という言葉だけが思い出される。しかし、サッカーにも興味がなく、あのときも「へ~、そうなの」と淡々とスルーしていた。

それでは埒があかないのでネットを検索する。そうか、ドーハはカタールの首都で、カタールはペルシャ湾岸の国なのか。それにしても、ペルシャ湾にこんな出っ張りがあったのか。ペルシャ湾の西側はサウジアラビアとアラブ首長国連邦だけじゃないのか。

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さて、成田に着くのは何時なのか? ろくに確認もせず「ドーハ経由で成田だけどいいか?」と尋ねられてジャパニーズ・スマイルで「オッケー、オッケー」と言ってしまったのが悔やまれる。航空券をよく見るとドーハでの乗換便は「2時20分にゲートに来い、飛行機は3時20分に飛ぶ」とある。アムステルダム発は16時45分、南回りになるから時間はかかるだろうと思っていたけれど夜中に初中東。微妙に気持ちが沈む。

とはいえ、袖振り合うも多生の縁。Wikipediaによると、日本の天然ガス輸入量ではカタールからが第4位だという。天然ガスとは縁がないからこそ、確かにこんなことでもなければ行かない国かもしれない。

アムステルダムからドーハまでは約6時間。やっぱり感はあるものの、早朝ともいえる真夜中の2時、3時も、時差を考えれば体内時計上はなんとかなりそうな気もしてくる。カタール航空も快適。映画も日本語が用意されており、まったく問題がない。食事も美味しい。

ドーハ着。ハマド空港(新ドーハ国際空港)は思いのほか賑わっている。誰もいない空港の可能性も予想していたので安心する。新しい空港なので、当たり前のことだがきれいだ。写真には撮らなかったが、この2階左右の通路の内側をスケルトン性の強い構内線(2両)が走っていて、それが未来的でかなり格好良い。

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ドーハからの便は、カタール航空・日本航空のコードシェア便はほぼ満席状態。成田までの飛行時間は約9時間。機内で寝ているべきか起きているべきか、すごく迷う。結局、前の日早起きをしてしまって眠かったのを幸いに、機内では前半寝て後半起きているパターンにする。

成田では自宅方面に向かう成田エクスプレスの最終に乗ることが出来、る。おかげで、予定の飛行機の場合に比べると4時間くらい余計にかかったとはいえ、21時ヒースロー経由羽田で予定して時刻よりは約4時間遅れで無事帰宅する。