ブロッコリーの樹
子どもの頃には、ブロッコリーは食べなかったなぁと思う。
アブラナ科アブラナ属の花の総称を菜の花という。また菜の花の菜とは食用という意味である。ブロッコリーはアブラナ科アブラナ属で花の部分を食用としている。以上のWikipediaの記事の記述を信じれば、こういうことになる。
- アブラナ科アブラナ属の花の総称を菜の花という
- 菜とは食用ということである
- ゆえに、菜の花とは食用であるアブラナ科アブラナ属の花の総称である
- ブロッコリーはアブラナ科アブラナ属である
- ブロッコリーは花の部分を食用としている
- ゆえに、ブロッコリーは菜の花である
- ゆえに、ブロッコリーのゴマ和えは、菜の花のゴマ和えである
7の帰結が美味しいかどうかは別として。
Wikipediaによれば、ブロッコリーは地中海沿岸の原産、花を食用とするキャベツの一種がイタリアで品種改良され現在の姿になったとされるという。食用とするのは蕾の状態の花序と茎であり、収穫せずに栽培を続けると巨大になった花序に多数の黄色やクリーム色の花をつけるともある。
以前、近所の畑で見かけたものは、多数の黄色やクリーム色の花をつける前のものだったということになる。
近くによれば巨木のようだ。
しかしこれは花たち、正確には蕾の状態の花序と茎なのだ。
自然の形は面白い。