身体を使うゲーム性
子どもの頃、ツイスターというゲームが流行った世代だ。検索してみて、「タカラトミーで今でも売っているのか!」という別種の感慨さえ生まれる。
http://www.takaratomy.co.jp/products/twister/
ツイスターの楽しさは、スポーツ未満で、身体性を持ち、適度なゲーム感(挑戦性)があったことに起因する。身体を使いながらのゲーム性と手軽さがほどよいバランスだったし、シンプルでわかりやすいよくできたゲームだった。誰もが「あっ、ちょっと自分もやってみたいな」と思える娯楽性があり、実際にやってみると子ども心に楽しかった。
Augmented gaming climbing wall(拡張ゲームクライミングウォール)は、そんなツイスターにちょっと似ている。スポーツクライミングのストイックさを上手に外して、大人も子どもも「ちょっと遊んでみたいかも」と思わせるるバランスがいい。